三十路手前で「旅してぇ~」と放浪癖が発症して、四国歩き遍路に始まり、初海外でNZ1人旅、そして次は・・・
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7月3日 中編

タクシーのおっちゃんと別れ次の札所へ向かう僕。
次の鶴林寺までは約3キロで500mの登り道。
銀行?信金?横の路地から住宅の間を抜け、比較的緩やかな山道を登って行き約45分後
20番札所 鶴林寺 到着

本堂前には団体客がいたので、ベンチで一休みしながら近くのご夫婦とよくある会話をした。
「どっから来たの?歩きお遍路さん?」
「ああ~群馬からです。歩きで回ってます」
「へぇ。ここも登ってきたの?」
「下から45分位でしたね。」
「そんな早く登れるの?すごいわねぇ、私達には無理だわ」
「お二人は車ですか?」
「そう。車でのんびりと。」
~ここから日程やら動機の話になり・・・・~
「じゃ、がんばって」
「良い旅を」
こんな感じでいろんな方と話をします。

団体さんの去った後、静かな本堂前で礼拝、そして納経。
水道で水を補給。
昼時だけど食料無いのでとりあえず移動開始。
次の太龍寺までは約7キロで、一度山を下り再び500m近くの登り道。
数字的にはそれほど苦労する道のりではないと思ってたのですが、この先予想外の苦難の道になるんです(+_+)

鶴林寺からの下山は登りと違い足場が悪かった。
少々急な斜面に中途半端な丸太階段があり、そいつがガンガン攻めて来て膝も足マメも痛くてたまらない。
土もサラサラしている感じで踏ん張れない。
こんな時に雨がザァーっと降ってきて、急いでポンチョ着込んだけどこの豪雨は凄かった。
ズボンは濡れて重いし、ゴアテックス加工してある靴も歯が立たず靴の中は大洪水。
なんとかコンクリート舗装してある道に出たら、道は滝と化してたよ。
偶然見つけた東屋に駆け込むが雨が吹き込んできてるし。
それでも仕方なしに東屋で様子を見ていると横殴りの雨から普通の雨になった感じ。
腹減ったので食べ物探すと都こんぶがあった。
都こんぶと水を飲み・・・勿論足りないけど、再び歩き出した。
都こんぶ
都こんぶ

家の間の水路やあぜ道を抜け車道に出て下り終了。
この頃雨はだいぶ小降りになっていてポンチョを脱いでも良かったけど、雨でまた着るのが面倒なのでそのまま進んだ。
橋を渡り再び登り山道を登り出す。
しばらく苦労するではなかったけど、残り2キロ位から勾配がきつくなり木々や草や足場の土もいく手を阻む。
残り数百メートルの時点でコンクリート舗装してある道に合流した。

ここからがホントにヤバかった・・・・

足場が滑るから、金剛杖を両手で突きがに股で痛みを無理して登って行く。
ポンチョのせいで汗が噴き出す。

痛い・・重い・・熱い・・寒い・・
周囲の音が聞こえない・・・視界が狭いしモヤッてる・・・


体は僕に言っていた
「もう体内に燃やす物無いからな~」って。

薄れる意識の中で登っていた時、たぶん・・たぶんね

見えた?見えたっ!山門だぁ(ー_ー)!!

最後の力を振り絞って駆け上が・・・れるわけねぇ~
たぶん、かなりフラフラ歩いてたのだろう

遠い・・遠いよ・・見えてるのに何で近づけないんだぁぁ

幻覚が見えてたのか、相当登るのが遅かったのか(@_@;)
それでも濃い霧でぼやけていた山門が少しハッキリ見え出して、山門の前に着いた時・・・・

僕はしっかりと山門の前に立ち、寺内に向かい一礼をしていた。たぶんね・・・

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